イチローの“愛弟子”が史上初の快挙 トラウトより速い「25HR&25盗塁」達成
デビュー年に「25-25」を達成したのはMLB史上初めて
■マリナーズ 6ー1 パドレス(日本時間15日・シアトル)
マリナーズのフリオ・ロドリゲス外野手は、14日(日本時間15日)のパドレス戦で、5回に今季25個目となる盗塁を決め、「25本塁打&25盗塁」を達成した。デビュー年に達成したのはMLB史上初めてとなった。
この日は26号となる先頭打者弾も放ち、2安打1打点の活躍。MLB公式サイトによると、新人王資格を持つルーキーが「25-25」を達成したのは、2007年のクリス・ヤングと2012年のマイク・トラウトに次いで3人目。125試合目での達成もトラウトの128試合目を抜いて最速で、デビュー年に達成したのはロドリゲスが初めてとなった。
ロドリゲスは「僕がすることすべて、僕が残すスタッツすべては、チームのため。誰かの上を行くためにやっているとは思っていない。ただただ、チームのために自分の仕事を遂行したい」とコメントしている。
マリナーズの球団会長付き特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏を“師匠”と慕い、今季メジャーデビューした21歳。この日の試合を終え打率.279、26本塁打、72打点、OPS.842の成績を残し、ワイルドカードを争うマリナーズの中心選手となっている。
(Full-Count編集部)