芸能界引退して「一流になるか三流になるか」 EXILE黒木の“決断”に五十嵐「ワクワク」
「悪い時は打者がものの見事に打ってくれる」五十嵐氏の“辞めどき”
黒木:五十嵐さんはどこで辞め時を感じたんですか?
五十嵐:野球は相手ありきで勝ち負けがつく世界だから分かりやすいんですよ。アウトを取るか、打たれるか。シーズン中に好不調の波が大きくなって、悪い時は打者がものの見事に打ってくれる。それが答えですよね。黒木さんはその答えを自分で見つけないといけないから、そっちの方が難しいだろうな。
黒木:そうかもしれませんね。
五十嵐:何やるんですか?
黒木:今のところは決まってません(笑)。
五十嵐:決まってないのかぁ(笑)。でも、嗅覚があるから、色々なことに触れるうちに「これだ!」ってセンサーが働くんでしょうね。何やるのか楽しみだな。メディアにも一切出なくなる?
黒木:はい。インスタは残しますけど、それ以外は出ません。将来的に新しい分野で成功した時にお声が掛かったら出るかもしれませんが、そこまで達しないと格好悪くて出られません。
五十嵐:まさしく新たな挑戦ですね。
黒木:挑戦しないと、情熱がないと人生楽しくない。EXILEになりたかった頃の情熱をまた探さないと、多分後悔すると思うんです。
五十嵐:うれしいな。同い年で今から新たな挑戦をする人が目の前にいると思うと、すごく応援したくなるし、僕もワクワクする、年齢を重ねると守りに入りたくなるけど、またイチから攻めるってすごい。
黒木:時代が変わって、今は20代、30代で起業したり挑戦したりする人たちが増えているじゃないですか。なんか負けたくないなって(笑)。新しい世界で勝負して、一流になるか三流になるか。
五十嵐:0か100かっていう男だ(笑)。やるからには行くぞっていう気合と精神がいいですよね。そこが美学でありプロ意識であり。同世代としてすごく分かる。