プレー中に前代未聞の“盗み食い”が「恥ずかしい」 失点しているのに「酷い注意力」
目の前で走者が生還しているのに…三塁手はひまわりの種をモグモグ
■メッツ 4ー3 パイレーツ(日本時間17日・ニューヨーク)
プレー中の選手による前代未聞の“盗み食い”が、物議を醸している。パイレーツのケブライアン・ヘイズ内野手は16日(日本時間17日)のメッツ戦で、自軍が失点している最中にまさかのモグモグ。完全に集中力を欠いた行為に、ファンからは「信じられない」「こんなの見たことある?」と批判の声が上がっている。
問題の場面は、3回1死一塁でメッツのニドが右前適時打を放った直後だった。一塁走者のエスコバーが一気に三塁を蹴って生還するところで、三塁を守っていたヘイズはポケットから何かを取り出して口元へ。ひまわりの種をつい食べたという。
MLB公式サイトは“ひまわりの種事件”として注目。一夜明け、ヘイズは「ポケットに手を入れてひまわりの種を取っただけ。それ以上のことはなにもないよ」と述べ、シェルトン監督は「私たちは彼とそのことについて話をし、対処した。もう終わったことだ」と火消しに走った。懲罰処分はないものの、怠慢なのは間違いなく、指揮官も「あのプレーではもっと三塁ベースの近くにいなければならなかった」と伝えたという。
ニューヨーク放送局「SNY」の公式ツイッターは、決定的瞬間を映像で公開。ファンは怒りが抑えきれないようで「この男をすぐにベンチに。酷い注意力」「これはチームメート、球団、パイレーツファン、そして野球にとってとんでもなく失礼。マイナー送りにしろ」などとコメントを寄せていた。