ダルビッシュ、浮き上がる真っ直ぐが「とっても優雅」 15勝目導いた剛球に米も衝撃
94球のうち36%にあたる34球のストレートを投じたダルビッシュ
■パドレス 6ー1 Dバックス(日本時間19日・アリゾナ)
パドレスのダルビッシュ有投手が18日(日本時間19日)、敵地でのダイヤモンドバックス戦で15勝目をマークした。今季28試合目の先発マウンドに上がると、6回1安打無失点と好投。自身が「良かった」と振り返った真っ直ぐの威力に、ファンからも「とっても優雅」と感嘆する声があがっていた。
初回、いきなり2つの見逃し三振を奪って3者凡退の立ち上がりを見せたダルビッシュ。この日許した安打は1本だけ。5回2死満塁のピンチも、ペルドモを見逃し三振に仕留めて切り抜けた。6試合連続でクオリティスタートを達成し、今季23度目はナ・リーグ単独トップ。メジャー1年目の2012年にマークしたメジャー自己最多16勝に、あと1勝に迫る15勝目をマークした。
この日投じた94球のうち、ストレートは36%の34球。3回2死でペルドモから浮き上がるような真っ直ぐで奪ったこの日の5個目の三振を紹介した、ピッチニング・ニンジャの愛称で知られる投球分析家ロブ・フリードマン氏のツイッターには「今日のフォームの精度、身体のキレ素晴らしい!」「フォームがカッコ良すぎる」「ユウが大好き」「とっても優雅」とファンからの声も寄せられていた。