オリックス、奇跡の逆転Vへ 他球団が恐れる“150キロ超クインテット”の存在
延長10回に宗がサヨナラタイムリーを放ち3連勝
■オリックス 6ー5 ソフトバンク(19日・京セラドーム)
オリックスは19日、本拠地・京セラドームで行われたソフトバンク戦を延長10回、6-5でサヨナラ勝ち。首位との天王山で3連勝しゲーム差はついに「0」。リーグ連覇に向け猛追するチームには他球団が恐れる“150キロ超クインテット”の存在がある。
接戦に持ち込めば勝機は増していく。1点を追う9回に2死一、二塁から吉田正の右前適時打で同点に追いつくと、延長10回は2死満塁から宗が中前へサヨナラタイムリーを放ち試合を決めた。打撃陣も踏ん張ったが、勝利を引き寄せた投手陣の好投も見逃せない。
先発の田嶋が6回途中5失点(自責1)で降板となったが、後を受けた6人のリリーフ陣が無失点リレー。なかでも3番手からの宇田川、山崎颯、阿部、ワゲスパック、本田の“150キロ超クインテット”が圧巻の投球でホークス打線を封じた。