打者もガン見のボールボーイの体当たり技 “エビ反り”に球場喝采「GG賞を」
美技に起きた大歓声に打者マクニールは驚いたように振り返った
■メッツ 7ー2 ブルワーズ(日本時間20日・ミルウォーキー)
ボールボーイが決死の“体当たり”で球場を沸かせた。19日(日本時間20日)のメッツ-ブルワーズ戦。一塁ファウルゾーンへの強い打球を止めようと、ボールボーイが決死のダイブ。エビ反りしながらつかみ、球場は大盛り上がりで、ファンも「素晴らしいキャッチだ」「GG賞非選手枠もはよ」と称えた。
4回1死一塁の場面だった。ジェフ・マクニールの放った打球はファウルゾーンへ。後ろへ逸らすまいと必死だったのか、ボールボーイは思い切りダイブした。体当たりの甲斐あってか無事に打球を止めることに成功し、満足げに笑顔を見せている。球場は大きく沸き、マクニールは何事かと驚いたように振り返ってボールボーイをしばらくじっと見つめている。
MLB公式の動画コーナー「カット4」のツイッターが「彼にいますぐゴールドグラブ賞を!」として映像を公開。米メディア「ジョムボーイ・メディア」のツイッターでも「ブルワーズのボールボーイはとんでもない掃除機だ」として紹介された。「素晴らしいダイビングだ。そんなことしなくてもいいのにね(笑)」といった声とともに「マクニールは観客のリアクションを聞いて、一瞬パニックになってるね」「マクニールの振り返り方(笑)」と打者の反応に注目するコメントもあった。