ジャッジの記録達成は「悪いニュース」? ヤンキースは“天文学的オファー”必要
ジャッジは今オフFAに「天文学的オファーを提示しなければいけない」
今季、驚異的な活躍を見せるヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手。リーグ記録であるロジャー・マリスの61本についに王手をかけたが、カナダメディア「トロント・サン」は、ヤンキースにとっての“問題”を指摘している。
“問題”とは、ジャッジが今オフにFAとなってしまうことだ。同メディアは「アーロン・ジャッジはベーブ・ルースを射程圏、それは実のところヤンキースにとって悪いニュース」と報じていた。歴史的な活躍を見せるジャッジは、ア・リーグ記録、そして球団記録の61号にあと1本に迫っている。多くのファンが記録更新を期待するが、達成した場合、ヤンキースにとっては悪いニュースかもしれないとしている。
昨オフ、ジャッジは7年2億1350万ドル(約307億円)の契約延長を拒否したと報じられている。年平均3000万ドル(約43億円)は、近年の大型契約を結んだ選手の中では安い部類に入る。過去4シーズン中、3シーズンは怪我の影響で長期離脱しており、ブライアン・キャッシュマンGMは保険を掛けようとした形だ。
ジャッジからすれば、今オフは大幅な年俸アップに向けて完璧なタイミング。同メディアは「再契約ができた場合は、天文学的オファーを提示しなければいけないだろう」とし、「10年4億ドル(約574億円)規模の契約を要求する可能性がある」と予想した。さらに「他球団に強奪されないことも願わなければならない」と、ライバル球団であるメッツが強奪する可能性も指摘。どちらにせよ、多額のマネーが動くことは必至だ。
(Full-Count編集部)