ロッテの育成1位右腕が公式戦初登板 2失点ホロ苦デビュー「とても緊張しました」
9回に7番手として登板
ロッテが昨秋の育成ドラフト1位指名で獲得した田中楓基投手が21日、ロッテ浦和球場で行われた2軍楽天戦で公式戦初登板を果たした。0-11の9回に登板し、2/3イニングで2安打、1奪三振、2失点。最速は147キロだった。
7番手としてマウンドに上がると、先頭の水上に四球を与え、代打・前田の二塁打で二、三塁。ここで暴投と捕逸が続き2点を失った。その後も堀内に右前打、入江を中飛に打ち取り、釜元に四球を与え、代打・澤野から見逃し三振を奪ったところで小沼と交代した。
田中楓は「初のファーム公式戦登板、とても緊張しました。出せるもの、出せなかったものがありましたが、とにかく腕を振って思い切り投げることができたのは良かったです。投球内容に関してはもちろん納得できるものではありませんでしたので、次回の登板に向けてしっかり修正していきたいと思います」とコメントした。
旭川実高(北海道)ではエースとして2年秋に全道準V。3年時は甲子園出場はならなかったが、最速150キロ右腕として注目を集めた。今後の成長にも注目が集まる。
(Full-Count編集部)