ジャッジの新契約は“最低でも”総額421億円? 米メディアが予測する2つの根拠
「完全に健康」な31歳外野手…38歳までの8年契約を要求?
また契約年数については、ジャッジの体の状態がカギとなる。来季の開幕直後に31歳となることについて「次の契約では体力が衰えた年がかなり含まれるだろうが、長期契約とはそういうものだ」と指摘。ただ直近の2年間については、昨年7月に新型コロナウイルスで短期間の負傷者リスト(IL)に入った以外は「完全に健康」としている。
ドジャースはムーキー・ベッツ外野手と39歳まで、フィリーズはブライス・ハーパーと、エンゼルスはマイク・トラウトとそれぞれ38歳まで契約を結んでいる。また先日17年契約で話題となったマリナーズの期待株、フリオ・ロドリゲス外野手も38歳までチームに残る可能性がある。
その上で記事は「魔法の数字は38だ」と指摘。「ジャッジと彼の代理人は、9年目の39歳までとはいかなくても、少なくともこの今オフに38歳までの8年契約を求めるのではないか」と予測した。
以上、2つの根拠から、記事ではジャッジの新契約を「2023年から30年までの8年間で、1シーズン3700万ドル(=総額2億9600万ドル、約421億1300万円)という契約が、契約交渉の最初の第一歩を踏みだすために必要になりそうだ」と予測している。この契約なら、ジャッジはハーパーやトラウトと同じ38歳のシーズンまでの契約を得た上、年俸3700万ドルという金額はシャーザーに次ぐ史上2番目となる。
記事は「ジャッジはヤンキースにいることで利益を得ているのは間違いないが、ジャッジがヤンキースを必要としている以上に、ヤンキースはジャッジを必要としている。彼はフィールド上で最高の選手であると同時に、最大のアトラクションでもある。この冬、ヤンキースとって、彼ほどプラスを生み出す選手は他にいない」と指摘。ここからの交渉でさら規模が大きくなるとも予想している。
(Full-Count編集部)