大谷翔平の“エグい球”が「やばかった」 専門家絶賛のシンカーは「気分悪くなりそう」
フリードマン氏はYouTubeに大谷の投球動画を約1分間投稿
23日(日本時間24日)のツインズ戦で14勝目(8敗)を挙げたエンゼルス・大谷翔平投手。その圧倒的なパフォーマンスに「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏も目を丸くしている。自身のYouTubeチャンネルに投球動画を投稿し、同日に実施された全試合の中で「最もえげつない球を投げていた」などと述べている。
大谷はこの試合で5回0/3を投げて3安打7奪三振2失点。気温12度と冷え込む中でも安定した投球を見せた。フリードマン氏は同日に投げた投手の動画を約6分にまとめてYouTubeに投稿。大谷に関しては3分過ぎから約1分間費やして、その凄さを語っている。まずは、見逃し三振に仕留めた98.6マイル(約158.7キロ)速球を「キワキワのところに決めた」と絶賛する。
さらに95マイル(約153キロ)のシンカーを「気分が悪くなりそうだ」と表現。18インチ(約45.7センチ)曲がったスライダーは「やばかった。どれほど動いているか」と驚嘆している。スライダーに関しては腕の位置を変えることで、横か縦かボールの軌道を変えられるとしている。飛んできたバットの破片を避ける姿を米映画「マトリックス」の主人公になぞらえ、際どい球をボールに判定された際のジェスチャーを「非常に感情をあらわにしたシーンでした」とも。あらゆる球種が圧倒的で、マウンド上での仕草や表情も豊か。大谷の投球に投球分析家も魅了されているようだ。