大谷翔平の“魔球”は「信じられない変化」 愕然のトラウト「ああ、あれはエグい」
トラウトは放送局の演出でマイクを付けてプレーした
■エンゼルス 4ー2 アスレチックス(日本時間30日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、本拠地で行われたアスレチックス戦に「3番・投手兼DH」で投打同時出場した。2回にこの日2つ目の三振を奪ったカットボールは切れ味抜群の変化を見せ、ファンも「マジこの球なに」「今日の大谷さんの変化球はものすごいので大注目です!! 信じられない変化してます!!」と大興奮だ。
初回に2点の援護を受け、マウンドでもさらにエンジンがかかった。2回、先頭の左打者セス・ブラウンに対して2ボール2ストライクからの6球目、86.7マイル(約139.5キロ)のカットボールはとてつもない変化で外角低めへストンと落ち、ブラウンのバットは空を切った。
バリースポーツ・ウエストの演出でこの日マイクを付けてプレーしたマイク・トラウトも「ああ、あれはエグい」とつぶやいた驚愕の1球。ピッチングニンジャとして知られる投球分析家ロブ・フリードマン氏が映像を公開すると「あまりに特別な才能の持ち主」「ジャイロスライダーだ。たしか数試合前にレパートリーに加えた」「彼が文字通りすべて、何でもあまりによくできるのって、不公平」と絶賛のコメントが並んだ。