「全ての球にダイビングするつもりだった」トラウト、大谷翔平のノーノーあと一歩を絶賛
快投の大谷を称賛「5、6種類のスライダーを投げているように思えた」
■エンゼルス 4ー2 アスレチックス(日本時間30日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、本拠地で行われたアスレチックス戦に先発し、8回2安打無失点で15勝目を挙げた。8回2死まで無安打無失点という圧倒的な投球に、中堅を守っていたマイク・トラウト外野手も「後ろから見て楽しかった」と笑った。
スライダーが冴えた大谷は10個の三振を奪った。トラウトは「5、6種類のスライダーを投げているように思えた。クールだ」と称賛。快挙の期待も高まる中での守備に「全ての状況で同じようにプレーするべきだが、無安打だったから、8回は全てのボールにダイビングするつもりだった。(ノーヒットノーランを)やってくれるとみんな思っていた」と話した。
また「もしノーヒットノーランを達成していたら、MVPはあり得ないほどの議論になる」とさらに論争に拍車がかかっていたと見るトラウト。ア・リーグ記録に並ぶ61本塁打を放っているヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手との争いは熾烈を極めるが「(大谷は)5日おきに投げて、シーズン終了時には100打点、35~36本塁打を打っているだろう。そしてジャッジは記録を破っている。今起こっていることは野球にとっていいこと。毎晩、彼らの活躍を楽しんでいる」とハイレベルな争いを喜んだ。
(Full-Count編集部)