監督の「涙はめっちゃ感動」 鷹退団する松田の“至極の一打”を「一生忘れない」
2014年にリーグ優勝を決めた劇的すぎるサヨナラ打
今季限りでソフトバンクを退団する松田宣浩内野手が1日、ウエスタン・リーグの中日戦(タマスタ筑後)で“ホークスラストゲーム”を迎えた。試合後の挨拶では、8年前の劇的なサヨナラ打を「最も印象に残っている」と回顧。ファンも「この一打は絶対に一生忘れないと思う」と昨日のことのように思い出した。
勝てばリーグ優勝が決まる2014年10月2日のオリックス戦(ヤフオクD)。延長10回1死満塁の大チャンスで、外角低めの難しい球に食らいついた松田の打球は、左中間を破った。本拠地が歓喜に包まれる中、当時の秋山監督の目には涙が浮かんでいた。
松田はセレモニーで「打席に入る前からのすごい歓声も覚えてますし、左中間にボールが飛んだあの感触を今でも覚えています」と回顧。「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeが惜別の思いを込めて再注目すると、ファンからは「この時の秋山さんの涙はめっちゃ感動した」「この時ほど記憶に残った一打はないですね」などとコメントが寄せられた。