西武ベンチに現れた「おじさん劇団員」 相次ぐ“脱帽”が「中小企業のCM」
辻監督が場内に紹介される際、若手がイジってきた“劇団獅子”
■日本ハム 4ー2 西武(2日・ベルーナドーム)
西武ベンチで繰り広げられてきた“茶番”が、大フィナーレを迎えた。ベルーナドームで2日に行われた日本ハムとのシーズン最終戦。試合前に辻発彦監督が場内に紹介される際、若手選手が様々なイジりで盛り上げてきたが、この日は“オジさんたち”が集結。まさかの脱帽に次ぐ脱帽が繰り広げられたラスト公演に、「おじさんたちがニッコニコで笑ってんの面白すぎる」と爆笑と惜別の声が上がった。
最後の“劇団獅子”を彩るのは、重鎮メンバーたちだった。本拠地で辻監督の名前がコールされると、指揮官はいつも通り脱帽して一礼。様子が違うのはその周り。コーチたちも大集結し、9人が“シンクロ脱帽”して笑みをたたえた。
チームは3位でクライマックスシリーズに進出。勝敗だけでなく、ファンを楽しませてきた西武ベンチでの一コマを、最後も「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeが紹介。ファンは寂しさもありつつ「劇団獅子でこんなにも感動する日が来るとは思ってなかった」「オールスターが最高すぎて泣いた」「地方の中小企業のCMワンカットみたいやな」「おじさん劇団員ワラワラ」とのコメントを寄せていた。