能見篤史との濃密な日々「我慢も教わった」 オリックス山岡泰輔が飾る“師匠の花道”

オリックス・山岡泰輔【写真:荒川祐史】
オリックス・山岡泰輔【写真:荒川祐史】

悲願の日本一が能見への恩返し「胴上げするため、なんとか日本一になりたい」

 チームは日本シリーズ進出をかけ、12日からCSファイナルステージを戦う。このまま順調にいけば山岡はポストシーズンで先発を任されることになる。

「能見さんには、かなりのことを学ばさせてもらった。毎日、キャッチボールさせてもらって僕が一番、助言をもらったんじゃないですかね。『勝てなくても投げやりになるな』と、我慢することも教わった。能見さんを胴上げするため、なんとか日本一になりたい」

 悲願の日本一を手にすることが、能見への恩返しになる。背番号「19」は他を寄せ付けない投球を見せ、師匠の最後の花道を飾るつもりだ。

○著者プロフィール
橋本健吾(はしもと・けんご)
1984年6月、兵庫県生まれ。報徳学園時代は「2番・左翼」として2002年は選抜優勝を経験。立命大では準硬式野球部に入り主将、4年時には日本代表に選出される。製薬会社を経て報知新聞社に入社しアマ野球、オリックス、阪神を担当。2018年からFull-Countに所属。

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(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)

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