大谷翔平、延長10回に“幻の勝ち越し打” 長打期待の大飛球も超絶プレーに阻まれる

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

延長10回にトラウト申告敬遠…大谷勝負も

■アスレチックス ー エンゼルス(日本時間5日・オークランド)

 エンゼルスの大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、敵地でのアスレチックス戦に「3番・指名打者」で先発出場。延長10回の第4打席で大飛球を放って勝ち越し打かと思われたが、スーパープレーに阻まれて安打とはならなかった。

 1-1の同点で迎えた延長10回2死三塁のチャンスで、トラウトは申告敬遠。一、三塁となって勝負を挑まれた大谷は、中堅方向に大飛球を放った。抜ければ2者が生還する長打になるかと思われたが、中堅のブラウンが大キャッチ。敵地は大歓声に包まれた。

 初回1死一塁の第1打席は左飛に倒れ、3回2死は右上腕に死球を受け、苦悶の表情を浮かべる場面があった。最終登板を翌日に控えて心配されたが、出場を続行。6回無死二塁は大きな中飛。8回1死一塁は空振り三振に倒れていた。

 試合は延長10回にサヨナラ負けを喫し、連続試合安打は「18」でストップ。自己ワースト21試合89打席ノーアーチとなり、シーズン最終戦に臨む。

【実際の映像】誰もが勝ち越し打だと思ったのに…スーパープレーに阻まれた大谷翔平の“幻の勝ち越し打”

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