大谷翔平、W規定到達へあと1回も「出来るだけ長く投げたい」 ネビン監督代行明かす
前日、右上腕に死球も影響なし「彼は問題ない」
■アスレチックス ー エンゼルス(日本時間6日・オークランド)
エンゼルスの大谷翔平投手は5日(日本時間6日、試合開始5時00分)、敵地で行われるアスレチックスとの今季最終戦に「3番・投手兼DH」で投打同時出場する。史上初の規定打席と規定投球回のW到達まであと1イニングに迫っている中、フィル・ネビン監督代行は「彼は私に『投げたい』と言ってきたんだ。大きな登板だ、と。彼はいつもチーム優先の男だ。出来る限り長く投げたいと言っていた」と明らかにした。
前回登板9月29日(同30日)の本拠地・アスレチックス戦では8回2死までノーヒットノーランに抑える快投を見せ、8回10奪三振2安打無失点で今季15勝目を挙げた。前回登板で161投球回となり、メジャー初のシーズン規定投球回(162)まで、あと1回となった。すでに規定打席には達しており、ダブル到達となればワールドシリーズが始まった1903年以降の近代野球では史上初の快挙となる。
前日のアスレチックス戦では3回の第2打席では右上腕に死球を受けた。翌日の登板への影響も心配されたが、指揮官は「大丈夫だ。あのボールはパッドに当たった。彼は問題ない。今朝彼と話したが、昨日話したときと一緒だった。準備はできているよ」と無事を強調。「投打でショウにとっていい日になると期待しているよ」と、最終戦に期待を寄せていた。
(Full-Count編集部)