プロ志望届の提出締め切り 高校通算68発、投打二刀流…注目の指名候補は?

高松商・浅野翔吾(左)と日体大・矢澤宏太【写真:喜岡桜、伊藤賢汰】
高松商・浅野翔吾(左)と日体大・矢澤宏太【写真:喜岡桜、伊藤賢汰】

現時点では高校生は154人、大学生は184人が掲載されている

 2022年のドラフト会議を対象にしたプロ志望届の提出が、6日午後5時に締め切られた。日本高野連と全日本大学野球連盟は一覧を更新し、高校生は154人、大学生は184人となった。提出がまだ反映されていない選手はいるが、現時点でも主な指名候補たちが名を連ねている。

 高校生では、注目の浅野翔吾(高松商)が提出。両打ちで高校通算68本塁打を記録し、昨夏の甲子園で1本、今夏の甲子園では3本を放った。最速150キロ右腕の田中晴也(日本文理)は、今夏の甲子園の初戦で海星(長崎)と対戦。右手人差し指の皮がむけた影響もあって6回7失点と打ち込まれたが、上位指名が見込まれる。

 最速152キロ右腕の齋藤響介(盛岡中央)は、今夏の岩手大会で佐々木麟太郎を擁する花巻東を2失点完投で破って注目を集めた。春の選抜で準優勝の立役者となった山田陽翔(近江)、昨夏の甲子園で4強の左腕・森下瑠大(京都国際)らも提出した。ヤクルトの村上宗隆を兄に持つ村上慶太(九州学院)、高校通算53発の内藤鵬(日本航空石川)にも注目だ。

 大学生では、二刀流の矢澤宏太(日体大)が提出。強打の野手、または150キロ超を投げる左腕として、プロからどのような評価を受けるか注目される。東京六大学からは、リーグ通算12発の蛭間拓哉(早大)、侍ジャパン候補にも挙がった山田健太(立大)、最速153キロの荘司康誠(立大)らが提出。強打の右翼手・森下翔太(中大)、即戦力として期待の右腕・金村尚真(富士大)、最速152キロの左腕・曽谷龍平(白鴎大)らも上位候補だ。

(Full-Count編集部)

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