「I Love Shohei」 エ軍GMが大谷翔平との長期契約を熱望、来季43億円は「第1歩」

会見を行ったエンゼルスのペリー・ミナシアンGM【写真:小谷真弥】
会見を行ったエンゼルスのペリー・ミナシアンGM【写真:小谷真弥】

来季は年俸43.4億円で合意「これがステップワンであることを」

 エンゼルスのペリー・ミナシアンGMは6日(日本時間7日)、本拠地エンゼルスタジアムでシーズンを総括する会見を行い、大谷翔平投手について「アイ・ラブ・ショウヘイ。全てが大好きだ」と長期契約を求めた。

 1日(同2日)に大谷と年俸3000万ドル(約43億4000万円)の1年契約で合意。日本人最高年俸で、年俸調停権を持つ選手では史上最高額となった。ミナシアンGMは「契約が決まってハッピーだ。すこぶるハッピーだ。どれだけリスペクトしているかを示すものだと思っている。彼にふさわしい契約だ。オーナーもふさわしいと思っている」と笑顔を見せた。

 大谷は2023年オフにFAとなる。大谷の代理人を務めているネズ・バレロ氏とは良好な関係を築いているといい、「これがステップワン(第1歩)であることを願っている。これからステップが待っていることを願っている。もう1度言おう。彼がここに長くいてくれたら嬉しい」と長期契約の締結を望んだ。

 満票MVPに輝いた昨季に続き、今季も15勝&34本塁打とMVP級の活躍を見せた。「みんな才能を見ているが、才能だけではない。それ以上に見るべきところがある。彼以上に気を使うことができる人間はいない」と人間性も評価。球団は身売り問題の真っ只中。交渉が思うように進まない懸念もあるが、「私が言えるのは彼がとても尊敬できるということ。彼のことが大好きだし、ここに長くいてくれれば、これほど嬉しいことはないよ」と大谷への愛を語り尽くした。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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