166キロ豪速球が「そんな曲がったら打てねーわ」 ど真ん中でも打者は頷くのみ
マリナーズのムニョスが投じた衝撃の一球が「速すぎて、光輝いたようだ」
マリナーズのアンドレス・ムニョス投手が放った“ど真ん中ボール”に、驚嘆の声が相次いでいる。7日(日本時間8日)に行われたブルージェイズとのワイルドカード第1戦。相手の主砲ブラディミール・ゲレーロJr.内野手も手か出ずに頷くしかなかった衝撃の166キロに、ファンは「そんな曲がったら打てねーわ」「単純にズルい」と目を見張った。
驚きの一球が飛び出したのは、8回2死一塁での初球だった。103マイル(約165.8キロ)の超スピードボールは内角に切り込むように変化してど真ん中へ。ただ、ゲレーロJr.はバットを出すことさえせずに見逃し。唸るように何度も“うんうん”。昨季にエンゼルス・大谷翔平投手らとの本塁打争いを制した主砲もお手上げのようだった。
「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏も驚きをもって紹介。1回2/3を無失点で試合を締めたムニョスの剛球に、ファンからは「速すぎて、光輝いたようだ」「ゲレーロJr.の頷きから速球の威力がわかる」「こんなの打てないよ」などとコメントが寄せられていた。