鷹・柳田悠岐、投手もがっくりの“変態3ラン” 内角低めを腕畳んで右翼テラス席へ
一気にリードを4点に広げる大きな1発
■ソフトバンク ー 西武(CSファースト・8日・PayPayドーム)
ソフトバンクの柳田悠岐外野手が値千金の“変態弾”を放った。8日に本拠地PayPayドームで行われた西武との「パーソル クライマックスシリーズ パ」ファーストステージ第1戦。1点を先制した3回の打席で内角低めの難しいスライダーをホームランテラス席へと放り込んだ。
先制に成功し、なおも2死二、三塁のチャンス。打席に入った柳田は2球で追い込まれながら、3球目の内角低めへのスライダーに反応すると、腕を畳みながら捉えた。快音を残した打球は右翼ホームランテラス席へと吸い込まれる3ラン。リードを一気に4点に広げた。
キャプテンとしてチームを牽引する柳田。球団を通じて「打ったのはスライダーです。追い込まれてしまったので、とにかくバットに当てることだけを考えました。結果的に、芯で捉えて角度がついてホームランとなってくれました。大きい追加点を取ることができて良かったです」とコメント。ベンチは大盛り上がりとなった。