吹っ飛んだヘルメット…場内が殺気立った“頭部死球”にファンの意見真っ二つ
ワイルドカードシリーズで起きた“危険なシーン”
■マリナーズ 10ー9 ブルージェイズ(ワイルドカード・日本時間9日・トロント)
ワイルドカードシリーズで起きた危険な“頭部死球”を巡り、ファンの意見が真っ二つに割れている。8日(日本時間9日)に行われたブルージェイズ―マリナーズの一戦。ヘルメットが鈍い音を立てて飛び、場内が騒然となった場面に対し「100%故意」「故意じゃないけど馬鹿げている」との意見が上がった。
マリナーズが7点差をつけられた5回2死二、三塁の場面。継投したばかりのカスティーヨが初球に投じた88.7マイル(約142.7キロ)のスライダーは、一直線に右打者のウィット・メリフィールドの頭部へ向かった。ヘルメットは大きく飛び、スタンドはどよめき。メリフィールドはそのまま出場を続行したが、6回の守備から退いた。
大量ビハインド、しかも登板直後とあって、様々な憶測を呼んだ一球。結果的にマリナーズが大逆転勝ちで地区シリーズ進出を決めたのもあって、余計に引っかかったファンも多いよう。カナダメディア「スポーツネット」がツイッターで映像を公開すると、「これが試合のターニングポイントだったと思う。故意だし、よくない」「全然故意じゃない」「明らかに」などと様々なコメントが寄せられていた。