最強右腕の161キロは「とんでもなくホップ」 浮き上がる軌道が「爆発のよう」
デグロムは高め161キロでマチャドを三振に仕留めた
■メッツ 7ー3 パドレス(ワイルドカード・日本時間9日・ニューヨーク)
メッツのジェイコブ・デグロム投手は8日(日本時間9日)、パドレスとのワイルドカード(WC)シリーズ第2戦に先発し、6回5安打8奪三振2失点の好投で勝利に導いた。球界最強右腕が投じた、明らかに浮き上がって見える100マイル(約160.9キロ)にファンは驚嘆。「煙が出るような剛速球」「爆発のように見える」と声を上げた。
デグロムは3回にグリシャムに一発を浴び、5回にプロファーに適時打を許したが、それ以外は危なげない投球でメッツに勝利をもたらした。主砲のマチャドに対しては3打席連続三振と圧倒。3回2死二、三塁の場面では、高めボールゾーンの100マイルで空振り三振に仕留めた。
「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏は自身のツイッターに「ジェイコブ・デグロム、浮き上がる100マイル」と文言を記して動画を投稿。ファンは「スライダーの前後でこれはチャンスゼロ」「エグすぎる。こんなの誰も打てない」「デグロムやべー」「とんでもなくホップしてるww こんなん打てるわけない」とコメントを寄せた。