立ち上がれぬ選手、支える仲間に「感動した」 CS最後の攻防が「高校野球くらい熱い」

DeNA・藤田一也【写真:町田利衣】
DeNA・藤田一也【写真:町田利衣】

CSファーストステージ第3戦、9回の攻防に釘付け

■阪神 3ー2 DeNA(CSファースト・10日・横浜)

 10日に行われたDeNAと阪神のクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第3戦での最後の攻防に“出し切った”選手がファンの注目を集めている。ラストプレーのあと、立ち上がれない選手と支える仲間に「起きられないところを支える仲間たちに感動しました」「高校野球かよってくらい熱いな……」「これぐらい痺れるのがCSの醍醐味よ」と感動のコメントがついている。

 DeNAは1点を追って迎えた9回、1死満塁の好機を作った。打席に送ったのは今年チームに復帰した40歳の藤田。マウンドの湯浅の元には、阪神の矢野監督が自ら向かった。初球を強振すると打球は前進守備の二塁手の正面へ。本塁、一塁と転送され、併殺でゲームセット。一塁にヘッドスライディングした藤田は、悔しさのあまり動けなくなった。

 歓喜の阪神ナインの裏で、顔を上げられない藤田の元にはチームメートが集まっている。このラストシーンを、試合を配信した「DAZN」が公式ツイッターに公開。ファンからは「何か切なくなったけどカッコ良かったです」「お互い必死のプレー 全力を尽くす姿はかっこいい」と“敗者”に感動したという声が集まっていた。

【実際の動画】顔も上げられぬ打者、支える仲間に「感動した」CSでの9回の攻防がまるで高校野球

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