すでに5人引退、今年も2人に戦力外 斎藤佑樹に沸いた“2010年ドラ1”の現在地
斎藤佑樹を上回る6球団競合の西武・大石達也は2019年オフに戦力外
一方、5人がすでに引退。日本ハムは、4球団(ソフトバンク、ロッテ、ヤクルト)競合の末、“ハンカチ王子”こと早大の斎藤を獲得。89試合に登板し、15勝26敗の成績を残し、2021年限りで現役を退いた。阪神1位の榎田大樹投手も、昨オフに所属していた西武から戦力外に。斎藤を上回る6球団競合(阪神、横浜、広島、オリックス、楽天)の末、西武に入団した大石達也投手は7年プレーし、通算5勝を挙げたのみで2019年オフに戦力外となった。
横浜(現DeNA)から指名された須田幸太投手は2018年オフに戦力外に。2019年からは社会人・JFE東日本でプレーし、都市対抗野球でも活躍した。ロッテの伊志嶺翔大外野手も2019年オフに戦力外。今季はロッテの1軍走塁兼外野守備補佐兼打撃コーチ補佐を務めた。
大卒だった選手は30代半ばとなり、ベテランの域に入っていく。干支がひとまわりする時を経て、プロの舞台ではそれぞれに明暗が分かれている。
(Full-Count編集部)