ヤクルト、一発攻勢で日本S進出に王手　村上、長岡、オスナ弾で阪神に2連勝

3回に村上がプロ5年目でのCS初アーチとなる逆転2ランを放った

■ヤクルト 5ー3 阪神（CSファイナル・13日・神宮）

　ヤクルトは13日、本拠地・神宮球場で行われたクライマックス・シリーズ（CS）ファイナルステージの第2戦で、阪神に5-3で勝利した。3回に村上の2ランで逆転すると、長岡のソロ、オスナの2戦連発となる2ランと一発攻勢。2連勝でリーグ優勝のアドバンテージの1勝を含めて3勝0敗とし、日本シリーズ進出に王手をかけた。

　降雨の影響で2度の試合中断を挟んだ一戦でヤクルトが貫禄を見せた。1点を追う3回2死一塁で、阪神先発の藤浪から村上がプロ5年目でのCS初アーチとなる逆転2ラン。4回には長岡のソロ、5回にはオスナが第1戦の先制3ランに続く、ダメ押しの2ランを放ってリードを広げた。

　投げては先発のサイスニードが難しいコンディションの中、5回2/3を投げて7安打1失点の粘投。久保、石山、清水、マクガフの継投でリードを守り切って、2年連続となる日本シリーズ進出に王手をかけた。阪神は2桁安打を放ったが、第1戦に続いて打線がつながらず、崖っぷちとなった。

（Full-Count編集部）