打者は思わず苦笑い… オリ育成出身23歳の唸る155キロが「伸びが山本級」「サファテ」
2020年育成3位宇多川はソフトバンク戦で150キロ超の剛速球を連発
■オリックス 4ー3 ソフトバンク(CSファイナル・13日・京セラドーム)
オリックス・宇多川優希投手の唸るような剛速球に注目が集まっている。13日に京セラドームで行われたソフトバンクとの「パーソル クライマックスシリーズ パ」ファイナルステージ第2戦で救援登板し、1回を1奪三振1安打無失点。「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeが動画を公開すると、ファンは「球が伊良部なんよ」「サファテやん」と懐かしの剛速球投手の名前を挙げた。
2点リードの6回からマウンドへ。先頭・デスパイネの遊撃内野安打と今宮の四球で無死一、二塁のピンチを招いたが、ここから本領発揮。牧原大を153キロ、代打・中村晃を155キロでそれぞれ左飛に打ち取り、代打・グラシアルは全球ストレート勝負。155キロで空振り三振に仕留めた。
2020年育成ドラフト3位でオリックス入りして、今年7月末に支配下登録された。今季は19試合登板して防御率0.81。22回1/3で32奪三振と驚異的な数字を残した。ファンからは「こんな選手いたのか。しかも育成上がり。すげぇな」「FAで来たんですかってレベル」「平野の後継者になれる男」「ストレートの伸びが山本級」「グラシアルの苦笑いで察する宇田川の凄さ」などとコメントされている。