「エンゼルスを出る喜び」がSNSで話題 移籍した選手が躍動の“ヒリヒリする10月”

ブレーブスのライセル・イグレシアス、フィリーズのブランドン・マーシュ、ドジャースのアンドリュー・ヒーニー(左から)【写真:ロイター】
ブレーブスのライセル・イグレシアス、フィリーズのブランドン・マーシュ、ドジャースのアンドリュー・ヒーニー(左から)【写真:ロイター】

ヒーニー、マーシュ、イグレシアスらがプレーオフで活躍中

 エンゼルスから他球団に移籍した選手たちがプレーオフで躍動している。14日(日本時間15日)には、ドジャースのアンドリュー・ヒーニー投手とフィリーズのブランドン・マーシュ外野手が出場し、ヒーニーは見事な火消しに成功。レギュラーシーズンでもカージナルスのアルバート・プホルス内野手を筆頭に活躍が目立ち、SNS上では「エンゼルスを出る喜び」との声も上がっている。

 ヒーニーはパドレスとの地区シリーズ第3戦に登板し、3回2安打1失点、4奪三振。試合には敗れたが、先発のゴンソリンが炎上後、2番手として見事な火消し役を果たした。マーシュは3打数無安打1四球で1得点を挙げ、9-1の勝利に貢献。ワイルドカードシリーズ初戦では、代打でリードを広げる適時打を放った。全試合でセンターを務めており、守備でも欠かせない存在となっている。

 ブレーブスのライセル・イグレシアス投手も、12日(日本時間13日)のフィリーズとの地区シリーズ第2戦の8回に登板し、1回1安打無失点でホールドを挙げた。カージナルスは惜しくもワイルドカードシリーズでフィリーズに敗れて敗退したが、ホセ・キンタナ投手は初戦に先発して、5回1/3を無失点に抑えた。プホルスは第2戦が現役最終戦になったが、2打席連続安打を放つと代走を送られ、万雷の拍手が送られた。

 エンゼルスは今季73勝89敗に終わり、8年連続でポストシーズン進出を逃した。ヒーニー、マーシュ、イグレシアスはいずれもトレードで放出され、当時はエンゼルスへの愛着を涙ながらに語っていたが、移籍しなければポストシーズンでのプレーは叶わなかったのも事実だ。大谷翔平投手は昨季、「ヒリヒリする9月を過ごしたい」と思いを吐露。来季はプレーオフに進出できるのだろうか。

(Full-Count編集部)

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