パドレス、24年ぶりリーグ優勝決定S進出 ダルも絶叫、22差あったド軍に“下克上”
リーグ優勝決定シリーズでフィリーズと対戦する
■パドレス 5ー3 ドジャース(地区シリーズ・日本時間16日・サンディエゴ)
ダルビッシュ有投手が所属するパドレスは15日(日本時間16日)、ドジャースとの地区シリーズ第4戦で5-3で逆転勝ちした。対戦成績を3勝1敗とし、1998年以来24年ぶりのリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。
集中打で試合を決めた。3点を追う7回無死一塁からグリシャム、ノラ、キム・ハソン、ソトの4連打で一気に同点に。同2死二、三塁からクロネンワースの中前2点打で勝ち越した。8回は元阪神スアレス、9回は守護神ヘイダーで2点差を逃げ切った。リーグ優勝決定シリーズは18日(同19日)から本拠地にフィリーズを迎えて開幕する。
ドジャースは7回表までに3点リードしたが、救援陣が誤算だった。強力打線はシリーズを通じてパドレス救援陣を打てず、第2戦から3連敗で終戦となった。レギュラーシーズンではパドレスに22ゲームをつけたが、ポストシーズンでは勝ちきれなかった。
レギュラーシーズンで22勝差あった下位チームのシリーズ突破は史上2番目。1906年ワールドシリーズで23差あったホワイトソックスがカブスを破ったのに次ぐ歴史的な下克上となった。
(Full-Count編集部)