ダルビッシュ、古巣・ド軍撃破に歓喜「最高の気分です」 野茂英雄氏も笑顔
「ドジャースにプレーオフに勝ったのは嬉しいです」
■パドレス 5ー3 ドジャース(地区シリーズ・日本時間16日・サンディエゴ)
ダルビッシュ有投手が所属するパドレスは15日(日本時間16日)、ドジャースとの地区シリーズ第4戦で逆転勝ち。対戦成績を3勝1敗とし、1998年以来24年ぶりのリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。ダルビッシュは「一番強いドジャースに勝ったので最高の気分です」と笑顔だった。
レギュラーシーズンで22ゲーム差を付けられた宿敵・ドジャースに3連勝。かつて所属した古巣を相手に、7回の集中打で逆転勝ちした。「一応、(16日の)ゲーム5で先発する予定だったので、5点を取る前のイニングに1回、家に帰ってLAに先に行こうかと思っていた。その後5点をとってもらって。物凄くエキサイティングな試合でした。自分が一番倒したいと思って、このチームのライバルのドジャースに、このプレーオフに勝ったのは本当に嬉しいです」と声を弾ませた。
試合後、ロッカールームで行われたシャンパンファイトには野茂英雄氏(球団アドバイザー)も笑顔で姿を見せた。フィリーズとのリーグ優勝決定シリーズでは18日(同19日)の第1戦での先発が期待される。「フィリーズはワイルドカードから勢いを持ってきていると思うので。特に考えずにいつも通りのピッチングをしたいと思います」と前を向いていた。