外野を約30m横断…“イチロー愛弟子”は「飛んでる」 絶望打球キャッチにファン衝撃

好守を見せたマリナーズのフリオ・ロドリゲス【写真:ロイター】
好守を見せたマリナーズのフリオ・ロドリゲス【写真:ロイター】

マリナーズとアストロズの地区Sは延長18回、6時間22分の大激戦

■アストロズ 1ー0 マリナーズ(地区シリーズ・日本時間16日・シアトル)

 マリナーズのフリオ・ロドリゲス外野手が15日(日本時間16日)、捕球確率わずか10%の“激ムズ打球”を超速キャッチした。延長18回の末に敗れたものの、息詰まる0-0の展開の中で見せた美守は「100回見直しても、打たれたーってなる」「伝説的なプレーになる」とファンを驚かせている。

 アストロズとの地区シリーズは、試合時間6時間22分という激戦になった。延長16回1死二、三塁、ユリ・グリエルの打球は右中間へ飛んだ。抜ければ2点を先制される場面で、中堅手のロドリゲス猛然と打球に向かってダッシュ。最後は打球をつかんだ勢いのまま滑り込んでいる。実況のブライアン・アンダーソン氏は「彼は飛んでいました」と興奮し、解説のジェフ・フランコーア氏は驚いた様子で「ワオ…」とつぶやいた。

 MLB公式のマリナーズ番記者、ダニエル・クレイマーはツイッターで「捕球確率10%、スプリントスピード31.0フィート(約9.4メートル)/秒、カバーした距離88フィート(約26.8メートル)」と驚異的な数字を伝えた。

 MLB公式が「フリオが、16回に無失点を維持した!」として映像を公開すると「スーパープレーやん」「余りにもスターだわな」「オーマイゴッド」「すごいプレーだ。彼の未来は輝かしい!」「フリオは今後長い間、MLBの顔になる」と絶賛のコメントが並んだ。

【実際の映像】「飛んでる」「伝説的なプレー」 捕球確率10%の“絶望打球”をキャッチするイチロー愛弟子

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