巨人は1度も当たらず11連敗、オリも苦戦… 過去10年でドラフトくじ引きに強い球団は
11連敗の巨人…2016年から6年連続競合で敗れている
逆にくじ運に見放されているのが巨人だ。過去10年で勝率は.000。11度くじに臨んで1度も当たりを引いていない。2016年から田中正義、清宮幸太郎、根尾、奥川恭伸、佐藤輝明、隅田知一郎と6年連続で競合し、全て外している。直近で当てたのは2011年外れ1位の松本竜也。ただ、今季は外れ1位の大勢が37セーブと大活躍した。
オリックスもくじ運に恵まれず、“7戦1勝”。2017年に田嶋大樹(2球団)を当てただけだ。ソフトバンクは近年、苦戦が続く。2015年に高橋純平(3球団)、2016年に田中正義(5球団)を引き当てたが、翌2016年から外れ1位、外れの外れ1位を含めて7連敗中。今年は既にイヒネ・イツア内野手(愛知・誉高)の1位指名を公表したが、どういう結果になるだろうか。
ドラフト戦略の行方を大きく左右する重複指名でのくじ引き。今季はソフトバンクの他にも西武、日本ハムなどが事前に1位指名選手を公表して話題になっている。10・20にどんなドラマが起き、どの球団が笑うことになるだろうか。