4球団競合右腕は異国で苦戦、FA注目野手が複数 DeNA倉本が戦力外…14年ドラフト組の今
西武・外崎、ロッテ・中村奨、広島・野間らが国内FA権を取得した
今季国内FA権を取得した選手も多い。西武の3位・外崎修汰は内外野をこなせるユーティリティ。2019年に26本塁打&90打点をマークし、2020年には二塁手でゴールデングラブ賞を受賞した。
ロッテの1位・中村奨吾は不動の二塁手として2018年から昨年まで全試合出場。昨年はベストナインとゴールデングラブ賞を受賞した今季も新型コロナ感染による離脱を除き、138試合に出場した。広島の1位・野間峻祥は85試合に出場、規定打席未到達ながら打率.312をマークした。
他にもオリックスの2位・宗佑磨は昨季ブレークし、三塁手のベストナイン&ゴールデングラブ賞を受賞。今季も130試合に出場し、リーグ連覇に貢献した。広島の4位・藤井皓哉は2020年オフに広島を戦力外通告となり、四国IL高知を経て今季ソフトバンクに育成入団。開幕前に支配下登録され、55登板で22ホールド、防御率1・12をマークした。一方、ソフトバンクの2位・栗原陵矢は昨季フル出場も、今季は大怪我に泣いた。
この年のドラフト1位組ではヤクルト・竹下真吾、中日・野村亮介、阪神・横山雄哉の3人が既に現役を退いている。また、この年に指名された選手の中で今季戦力外通告を受けたのは、16日時点で阪神の4位・守屋功輝投手、DeNAの5位・山下幸輝、オリックス9位で巨人育成の鈴木優、そして倉本の4人となった。
(Full-Count編集部)