GG賞最終候補に残った元エンゼルス外野手 ファンは恋々「再契約して」「寂しい」
ユーティリティでレンヒーフォ、左翼で現フィリーズのマーシュが候補
守備の名手に贈られるゴールドグラブ賞のファイナリスト(各ポジション3人)が発表され、大谷翔平投手が所属するエンゼルスからは今回新設されたユーティリティ部門でルイス・レンヒーフォ内野手が選出され、左翼手部門にはシーズン途中にフィリーズに移籍したブランドン・マーシュ外野手が入った。受賞者は11月1日(日本時間2日)のワールドシリーズ第4戦放送前にESPNの番組内で発表される。
ア・リーグのユーティリティ部門に名を連ねたのはレンヒーフォとヤンキースのDJ・ルメイヒュー、ロイヤルズからシーズン途中にブルージェイズに移籍したウィット・メリフィールド。25歳のレンヒーフォは今季自己最多の127試合に出場。MLB公式は「今シーズン、キャリアで初めて定期的に出場機会を得た。セカンドが最多だったが、サードとショートも埋めた」と評している。
ア・リーグの左翼手部門はマーシュ、ロイヤルズからシーズン途中にヤンキースに移籍したアンドリュー・ベニンテンディ、ガーディアンズのスティーブン・クワンがファイナリストに。マーシュはエンゼルスで93試合に出場した後、ナ・リーグのフィリーズに移籍したが、最終候補に名を連ねた。記事は「髭面の24歳は現在フィリーズのセンターを務めているが、最初の4か月はエンゼルスのレフトとして先発した」と説明。平均の野手よりどれだけ多くアウトを奪ったかの指標である「OAA(Outs Above Average)」は今季左翼で8を記録したという。
球団は公式ツイッターで2人がファイナリスト入りしたことを報告。ファンはレンヒーフォについて「ホントに安心して見てられる」とコメント。マーシュについても「エンゼルスにいないのに」「再契約してくれ」「我々は寂しい」と声が寄せられた
(Full-Count編集部)