6月末に緊急補強も…野手3人が“大不振” MLB59勝左腕は自由契約、阪神の助っ人診断
チェンは6月に退団、ロドリゲス獲得も打率1割台に終わる
阪神は今季、セ・リーグワースト記録の開幕9連敗を喫しながら、Aクラスでシーズンを終えた。前半戦最終戦で最大16あった借金を完済。後半戦は激しいクライマックスシリーズ(CS)進出争いを勝ち抜き、ファイナルステージまで進む中、助っ人選手は思うような結果を残せなかった。特に野手陣が不調で、打開策として6月にアデルリン・ロドリゲス内野手を補強したものの振るわなかった。ここでは今季在籍した8選手の成績を振り返る。
【野手】
○ジェフリー・マルテ内野手
33試合、90打数23安打、1本塁打11打点 打率.256
○アデルリン・ロドリゲス内野手
24試合、65打数10安打、2本塁打9打点 打率.154
○メル・ロハス・ジュニア外野手
89試合、183打数19安打、9本塁打27打点 打率.224
野手は3選手ともに目立った結果を残せずに終わった。2021年には128試合に出場し22本塁打を放ったジェフリー・マルテ内野手は戦線離脱が目立ち、33試合の出場にとどまった。
来日2年目のメル・ロハス・ジュニア外野手は昨季を上回る89試合に出場。8月には月間打率.328を記録したが、シーズンを通しての打率は.224にとどまった。両選手の不振もあって6月末には2020年にオリックスでプレーしたロドリゲスを獲得したが、24試合で打率.154と振るわなかった。