6月末に緊急補強も…野手3人が“大不振” MLB59勝左腕は自由契約、阪神の助っ人診断

開幕戦で炎上のケラーは中盤以降本来の力を発揮

【投手】
○ジョー・ガンケル投手
16試合5勝5敗、防御率2.73

○アーロン・ウィルカーソン投手
14試合5勝5敗、防御率4.08

○カイル・ケラー投手
34試合3勝2敗3セーブ5ホールド、防御率3.31

○ラウル・アルカンタラ投手
39試合1勝3敗1セーブ17ホールド、防御率4.70

○チェン・ウェイン投手
1軍登板なし

 2021年には9勝を挙げた3年目のジョー・ガンケル投手は、5勝5敗に終わったものの、防御率は2.73と昨季より良化した。ラウル・アルカンタラ投手は、今季は全試合がリリーフ登板。4月には12試合連続無失点と好投した期間もあったが、防御率は4.70に終わった。アーロン・ウィルカーソン投手は5月には3勝、防御率1.04で月間MVPを受賞したが、その後はなかなか勝ち星を挙げられなかった。8月4日以降1軍登板はなく、5勝5敗に終わった。

 守護神候補として入団したカイル・ケラー投手は、3月25日の開幕戦で9回のマウンドに上がるも、3失点して負け投手に。29日にも2失点で負け投手となり2軍行きとなった。しかし6月に1軍に復帰すると、6月~8月は19試合でわずか1失点と復活した。過去に中日やロッテでプレーし、メジャーリーグでも8年間で通算59勝を挙げた左腕のチェン・ウェイン投手は、1軍登板のないまま6月29日に自由契約選手として公示され退団。2軍で7試合に登板して防御率3.03だった。

(Full-Count編集部)

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