マイナーで限界→床屋に就職も失敗…“第3の人生”で大逆転した右腕の紆余曲折

パドレスのルイス・ガルシア【写真:Getty Images】
パドレスのルイス・ガルシア【写真:Getty Images】

今季は64試合に登板し、4勝6敗、防御率3.39をマーク

 加入1年目の2013年は傘下で防御率1.51をマーク。6月に待望のメジャー昇格を果たし、24試合で防御率3.73を記録した。その後のシーズンはメジャーとマイナーの行ったり来たりが続いたが「その時、助けてくれたことは、自分には野球を離れた経験があったことだ。他の仕事をする気持ちを理解している」と心は折れなかった。

 昨オフにパドレスと2年契約。今季は64試合に登板し、4勝6敗、防御率3.39をマークした。ポストシーズンでは今月22日(日本時間23日)の古巣フィリーズとのリーグ優勝決定シリーズ第4戦で1失点は喫したものの、それまで3試合連続で無失点投球を続けていた。

 野球を諦め、社会人としてもうまくいかなった日々を乗り越えて、迎えた檜舞台。記事では「野球を離れ、職を転々としていた時は、野球選手としても、床屋としても、うまくいくことはないと認識していた。彼は、完全に間違っていた」と締めくくっている。

(Full-Count編集部)

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