ダルビッシュ、来季へ「不安もあります」 メジャー11年目終了…試合後語った全て
負けられない大一番も「重圧をかけるかけないは自分次第なので」
――これがポストシーズンという結末はどう捉えているか。
「レベルの高い最高峰の舞台で、みんなが何としても勝ちたいという試合をしているので、やはり打者もシーズン中とは違ったり、そういうところがあって勉強になりました」
――そこで掴んだもの、感じ取ったもの。
「プロ野球選手としての野球の取り組み方というところですかね」
――今日もそうだったが、うまくいかないときも乗り越える姿があった。どういうマインドで臨んできたのか。
「あまり苦しいと思わなかったということですかね。今日も状況も悪かったですしピンチも割とあったりしましたけど、そういうときでもあまりアタフタせず、次の打者もその打者もちゃんと傾向が頭に入ってそのことをやるだけなので、特に僕は思い切り力を入れて投げる必要もないですし、そういうところだと思います」
――来季の自分への期待は。
「期待はありますけど不安もあります。年齢もありますから。いつどこで急にガクンとくるか分からないですし。でもそうならないように、ある程度オフシーズンどうやって過ごそうというのは考えているので、それをしっかりやっていきたいと思います」
――いつも通りという中、重圧のかかる場面で成績を残せていることの手応えは。
「瞑想だったりをしっかりするようになって、そこから学ぶことがあって、今日も確かにプレッシャーのかかる試合だとは思うんですけど、プレッシャーをかけるかかけないかは自分次第なので、だから特に何も考えずに投げていましたね」
――緊張感だったり第5戦のプレッシャーはそこまでなかった。
「なかったですね。起きたときから機嫌よかったですし、あまり思い込むこともなく、いつも通り朝起きてゆっくり準備してという感じだったので、試合前もそんなに緊張することもなく、はい」