打者腰砕け…161キロが53cmも変化 驚愕の横滑り“魔球”は「常軌逸している」
ヤンキースのロアイシガは161キロのシンカーで空振りを奪った
■アストロズ 6ー5 ヤンキース(リーグ優勝決定シリーズ・日本時間24日・ニューヨーク)
恐ろしいほどに曲がる“魔球”に、打者は腰砕けになった。左打者の外角に揺れながら約53センチも変化した100マイル(約160.9キロ)のシンカーは「一体こんなのどうやって打てってんだ?」「この球速と変化の組み合わせは完全に常軌を逸している」とファンを驚愕させた。
これはヤンキースのジョナサン・ロアイシガが、23日(日本時間24日)に行われたアストロズとのア・リーグ優勝決定シリーズ第4戦で投じたもの。5回2死、カイル・タッカーへの4球目は凄まじい軌道で曲がり、打者は膝をつくほど腰抜けになって空振りしている。
「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏がツイッターで「ばかげた100マイル(約160.9キロ)のシンカー」として21インチ(約53.3センチ)変化したことを紹介。「このスピードで53センチも外角に逃げていくって、もはや異常」「えぐい」「いったいなんじゃこりゃ」といったコメントが並んだ。