野手“総崩れ”で日本S前に帰国の途 リーグ連覇も看過できぬオリ助っ人の低調ぶり
ワゲスパックはリリーフに配置転換され大活躍
【投手】
○ジェシー・ビドル
35試合4勝5敗13ホールド、防御率4.02
○ジェイコブ・ワゲスパック
32試合2勝6敗7ホールド5セーブ、防御率2.97
○セサル・バルガス
8試合0勝1敗2ホールド、防御率6.59
助っ人投手陣の中で最も登板したのは左腕のビドル。150キロの直球とスライダーを武器に3、4月は14試合で3勝8ホールド、防御率も1点台をキープし“8回の男”として活躍。5月に入り、打ち込まれると徐々に登板機会を失ったが、8月14日のソフトバンク戦では来日初の先発登板で5回無失点で勝利投手になった。
ワゲスパックは先発としてスタートしたが、5月まで6戦3敗と結果を残せず、7月途中から中継ぎに配置転換。155キロを超える直球を武器に、勝負所の9月は9試合に登板し防御率0.00をマークするなど、リーグ連覇に貢献した。奪三振率10.03を誇り、強力リリーフ陣の一角を担った。
昨季シーズン途中に加入したバルガスは開幕当初に1度だけ先発。その後はリリーフに回ったが、層の厚いオリックス中継ぎ陣のなかで目立った活躍を残すことができかなった。助っ人野手が全員帰国する中、3投手は全員が日本シリーズの登録メンバーに入っている。
(Full-Count編集部)