引退・杉谷拳士、45分間“前進会見”一問一答 「人生まだまだ出発したばかり」
心に残る栗山前監督の言葉「常日頃『拳士は拳士らしく』と言われていた」
――恩返しのキッカケは。
「ファイターズのときにグラウンドで感じたファンの皆さんの声援だったり、常日頃栗山監督には『拳士は拳士らしく、みんなが拳士を見ているからその責任を果たしなさい』と言われていたので、その言葉も凄く心に残っています」
――どんな姿で戻ってくるのか。
「メディア関係に出ることも多くなるでしょうし、皆さんの前で顔を出す機会も増えると思いますが、将来は北海道、ファイターズ、力になりたいと思ってこれから勉強していきますので、どんな立場であいさつするか分かりませんが、また皆さんの前でしっかり報告できるように頑張っていきたいなと思います」
――グラウンドを駆け回る姿は今後は。
「いやそこはもうキッパリ、ファイターズで今までお世話になりましたし、吉村さんにもいろいろ相談させてもらって、ファイターズで引退するということは伝えました。なので、プロ野球選手杉谷拳士は引退、前進するということで。今引退するっていいました? 前進会見ですからね」
――涙が。
「ここからが人生のスタートだと思っていますし、今以上に皆さまの力をお借りして、杉谷拳士に関わってくれた方全員でファイターズ、北海道、スポーツ界を盛り上げたいと思ってるので」
――前向きなメッセージを。
「プロ野球ファンの皆さま、14年間応援していただき本当にありがとうございます。この度は前進するためにこの会見を開かせてもらったので、今以上にテレビだったり、皆さまの前に現れることは多くなると思いますけど、杉谷拳士を応援していただければと思っています」
(Full-Count編集部)