イチロー氏が迷いなく選ぶ最強守護神 伝説の魔球は「真っ直ぐ張っていたら打てない」

マリナーズの会長付き特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏【写真:中戸川知世】
マリナーズの会長付き特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏【写真:中戸川知世】

イチロー氏と佐々木主浩氏は2001~2003年にマリナーズで同僚だった

 モバイルゲーム「プロ野球スピリッツA」に、イチロー氏(マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)が選んだレジェンドOBが「イチローセレクション」として各球団1人ずつ登場。ゲームの公式YouTubeが公開した動画では、イチロー氏自身が各球団から選出した12人について語っている。DeNAから選んだのは、マリナーズで一緒にプレーした佐々木主浩氏だ。

 横浜時代に“大魔神”と称され、絶対的抑えとして君臨した佐々木氏。イチロー氏はオリックス時代にオールスターで対戦したというが、代名詞ともいえるフォークを打席で見たことはないという。「実は見てないんですよ。『オールスターだから真っ直ぐで行く』とかで、そういうのいいからと思っていたんですけどね。後ろから…センター、ライトからしか見ていない」と笑いながら振り返る。

 佐々木氏は2000年、イチロー氏は翌2001年にマリナーズへ移籍して2003年まで一緒にプレー。2001年にマリナーズはメジャー最多タイの年間116勝をあげており、「2001年のあのマリナーズの最後を締めくくった。今までの歴史で一番勝ったチームのクローザーですよ」と力説する。そして、宝刀フォークは「真っ直ぐを張っていたら打てない。フォークを待ちながら真っ直ぐに対応するしかない。それができない選手は絶対に打てない」と絶賛している。

 また、「凄く人が良い」とも。イチロー氏と佐々木氏は学年で6つ違うが、「バカ野郎ってやってるんだけど後輩のくせに……それが成立する関係」と人柄も称賛していた。

(Full-Count編集部)

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