DeNA宮崎、現状維持2億円+出来高で契約更改 打率3割も「一言で言えば悔しい」

契約更改を行ったDeNA・宮崎敏郎【写真:宮脇広久】
契約更改を行ったDeNA・宮崎敏郎【写真:宮脇広久】

6年契約の1年目も「気持ちは全く変わらなかった」

 DeNAの宮崎敏郎内野手は31日、横浜スタジアムで契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸2億円プラス出来高でサインした(金額は推定)。昨オフに異例の6年契約を結び、その1年目の今季は、4月下旬に左太もも裏の炎症で離脱したものの、122試合に出場してリーグ4位の打率.300、16本塁打50打点、チームトップの出塁率.365をマーク。昨季最下位から今季2位への躍進に貢献した。プロ生活10年でシーズン打率3割を5度マークしている。

 宮崎は「(3割は)個人成績として目標にしている数字ではあるが、一言で言えば、悔しいシーズンだった。2年連続で目の前で負けた(ヤクルトの胴上げを見せつけられた)ので」と振り返り、来季チームとして1998年以来、25年ぶりの優勝にこだわることを強調した。長期契約の1年目にも「気持ちは全く変わらなかった」と言う。

 一方、「怪我で離脱した時期があったので、1年間戦える体をつくれるように強化していきたい」とも。また今季後半は、苦手の阪神・青柳晃洋投手が先発する試合では、クライマックスシリーズを含めてスタメンを外れた。「使ってくださるか、スタメンを外れるかは、監督さんが決めること。出た時には、常に自分に対する配球、球種を考えてはいます」と思いを新たにしていた。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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