ゴールデングラブ賞の有資格選手を発表 菊池涼は10年連続狙う、パ三塁手は3人の争い
阪神の二塁手と中日の三塁手、遊撃手はノミネート選手がいなかった
守備の名手に贈られる「第51回三井ゴールデングラブ賞」の有資格者リストが31日、発表された。10年連続の受賞を目指す広島の菊池涼介内野手、セ・リーグでは初めてのノミネートとなった巨人の中田翔内野手らの名前が掲載された。
投手は投球回数143回(=規定投球回)を満たすか、登板試合数47以上。野手は各ポジションで71試合以上出場した選手が対象となる。セ・リーグでは、2021年途中に日本ハムから巨人に移籍した中田が一塁手部門でノミネートされた。パ・リーグでは2015、16、18、20年とこの賞を獲得し“常連”といえたが、セ・リーグでは初の候補入りだ。
二塁手部門でノミネートされた広島の菊池涼は、受賞すれば10年連続の大台となる。内野の複数ポジションを守った中日の阿部寿樹内野手は二塁手部門に入り、菊池涼らとの争いになる。また、阪神の二塁手と中日の三塁手、遊撃手には、ノミネート選手がいなかった。
パ・リーグでは、捕手部門でソフトバンクの甲斐拓也捕手が6年連続、遊撃手部門で西武の源田壮亮内野手が5年連続の受賞を狙う。三塁手部門はノミネート選手が少なく、オリックスの宗佑磨内野手、ロッテの安田尚憲内野手、日本ハムの野村佑希内野手の3人の争いになる。受賞選手は11月14日の15時に発表される。