ドラ1のトレード相手は尻すぼみ、配置転換で“変身”の右腕…日本一オリの補強を検証

オリックスのジョー・マッカーシー【写真:荒川祐史】
オリックスのジョー・マッカーシー【写真:荒川祐史】

助っ人野手は総崩れ、トレード加入の石岡は好スタートも…

 新戦力の助っ人投手は要所でチームを救う活躍を見せたが、助っ人野手は満足いく成績を残せなかった。両打のブレイビック・バレラ内野手は37試合で打率.205、1本塁打6打点。シーズン途中から加入したジョー・マッカーシー外野手も59試合で打率.225、4本塁打、19打点と寂しい結果に終わった。

 7月には、かつてのドラ1・後藤駿太との交換トレードで中日の石岡諒太内野手を獲得した。7月10日のロッテ戦に「1番・左翼」で移籍後初のスタメン出場し、5打数2安打と期待に応えたが、その後は徐々に調子を落としオリックスでは17試合に出場し打率.152、0本塁打0打点、2盗塁の成績だった。

 今シーズンは“補強”よりも、現有戦力の底上げがチームに反映し連覇を達成したといえる。リーグ3連覇、連続日本一に向けオフの動きも気になるところだ。

(Full-Count編集部)

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