元燕・バレンティンがWBCを最後に現役引退の意向 「キャリアに自分自身満足」

ヤクルト時代のウラディミール・バレンティン【写真:荒川祐史】
ヤクルト時代のウラディミール・バレンティン【写真:荒川祐史】

中米メディアで活動するリポーターのインタビューに応じ表明

 昨季までソフトバンクでプレーし、NPB通算301本塁打を記録しているウラディミール・バレンティン外野手が、来春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を花道に現役引退する方向だ。中米の複数メディアでレポーターを務めるアダン・ソリアーノ氏が、自身のツイッターでインタビュー動画を公開している。

 バレンティンはこの中で「実際ここまで22年間プレーしてきたが、おかげさまで常に健康な体で、頑張って練習を続けてくることができた。素晴らしい22年間を送ることができた。簡単なことではなかったけど。だが、WBCが終われば、引退することになると思う。(趣味として)野球は今後も楽しむと思うが、頭の中ではそう考えている。これまでのキャリアに自分自身満足している」と話している。

 マリナーズでメジャーデビューしたバレンティンは2011年にヤクルト入り。2013年には、シーズン60本塁打の日本プロ野球記録を樹立した。2020年にはソフトバンクに移籍し、昨季22試合で4本塁打に終わると退団。今春はメキシカンリーグのサルティーヨ入りした。ただ5月25日に自由契約となり、その後はオランダ代表チームに復帰。7月のハーレム・ベースボールウィークに参加し、日本の侍ジャパン大学代表とも対戦していた。

 オランダ代表としては、2013年と2017年のWBCで、ともに銅メダルを獲得している。来春のWBCでオランダは台湾で行われるプールAからスタート、勝ち抜けば日本へやって来る。再度の来日がかなうことはあるだろうか。

(Full-Count編集部)

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