元NPB助っ人を襲った“悲劇”　打率.347と爆発も突然の終焉にファン「心が張り裂ける」

アストロズのグリエルは走塁で転倒、相手選手と交錯した

　元DeNAでアストロズのユリエスキ・グリエル内野手が右膝の故障のため、フィリーズとのワールドシリーズのロースターを外れた。残りの試合には出場できないことになり、今オフFAとなることからアストロズのユニホームは最後の可能性も出てきた。走塁で転倒して相手選手と交錯した悲劇に、ファンも「最悪だよ」「心が裂ける思い」と悲鳴をあげている。

　MLB公式によれば、今ポストシーズンで打率.347と好調だったグリエルは右膝内側側副靭帯の痛みがあるという。5日（日本時間6日）の第6戦前に膝の状態を確認。ベイカー監督は「彼はあらゆることを試した。昨日も今朝も治療を受けたが、プレーするのに十分なほどの効果は見られなかった。目に涙を浮かべていて、どれだけプレーしたがっていたかが伝わってくる。プレーできないので外さざるを得なかった」と説明した。

　米スポーツ局「FOXスポーツ」が悲劇の瞬間の映像を公開すると、ファンからは「辛いよ……」「グリエル。悔しいなぁ」「嫌だ！　私の膝を代わりに使って！」「リタイアか……ポストシーズンでは素晴らしい働きでした、お大事に」「彼ら（アストロズ）が再契約することを願っている」とうったコメントが寄せられた。