内海哲也が侍J強化試合で始球式 ユニホーム姿に「重いですね」阿部と久々コンビ
阿部とのバッテリーにスタンドからは大歓声
野球日本代表「侍ジャパン」は6日、東京ドームで巨人と強化試合を戦う。試合前のセレモニーでは、今季限りで現役を退いた内海哲也投手(西武)が登場。巨人時代に苦楽を共にした阿部慎之助捕手(現・巨人1軍ヘッド兼バッテリーコーチ)とのバッテリーが再現された。
内海は背番号26番の侍ジャパンのビジターユニホーム上衣をまとってマウンドへ。大型ビジョンに姿が映し出されると、スタンドからはどよめきが起きた。大きく振りかぶっての投球は左打席方向へ外れたものの、阿部コーチと固く握手を交わした。巨人ベンチに深々と一礼して、グラウンドから退いた。
内海は侍ジャパンの一員として、2009年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では金メダル、2013年には銅メダルを獲得しており、久々のユニホームには「重いですね」とひと言。さらに当時の経験は「確実に今に生きている」とプロ生活の礎となっていることを明かした。
さらに、来春のWBCを戦う“後輩”たちに向け「ガチンコ勝負で楽しみにしている」とエールを送っていた。