ハム“ノンテンダー”から意地の再起、トレードは不発…DeNA、今季補強答え合わせ

DeNA・大田泰示、三浦大輔監督、森原康平(左から)【写真:荒川祐史、小林靖】
DeNA・大田泰示、三浦大輔監督、森原康平(左から)【写真:荒川祐史、小林靖】

大田泰示は62試合で打率.278、藤田一也は33試合で.250だった

 DeNAは今季、73勝68敗2分けで2位。昨年最下位から躍進を遂げた。では、昨オフもしくは今季途中に加入した新戦力(新人を除く)は機能したのか。補強した選手の今季を振り返る。

 昨年オフに日本ハムを“ノンテンダー”となり、DeNAに加入した大田泰示外野手。怪我や新型コロナ感染による離脱があったため62試合出場にとどまったが打率.278(144打数40安打)5本塁打をマークした。ベンチ内でも存在感を発揮。同僚選手を鼓舞する姿が印象的だった。

 藤田一也内野手は昨年オフに楽天を戦力外となり、10年ぶりに古巣復帰。7月に40歳になったベテランは33試合に出場して打率.250(36打数9安打)をマークした。シーズン中には育成から石川達也、平良拳太郎、宮城滝太の3投手が支配下に。石川は3試合に登板し、防御率8.44だった。

 7月末には楽天との交換トレードで伊藤裕季也内野手を放出、森原康平投手を獲得した。9月19日の巨人戦で新天地デビューし、6試合登板で防御率6.00だった。

 外国人ではブルックス・クリスキー投手、シーズン途中にロバート・ガゼルマン投手が加入。クリスキーは故障や新型コロナ感染で離脱したこともあり7月3日のヤクルト戦を最後に1軍登板がなかった。18登板で1勝1敗1セーブ、4ホールド、防御率2.57だった。

 メジャー通算184登板で20勝、15セーブをマークしたガゼルマンは4登板(3先発)で1勝1敗、防御率2.66。9月13、28日の中日戦でいずれも7回無失点の好投を見せた。

(Full-Count編集部)

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