明大が2季連続42度目のリーグ戦V すでに日程終了も…慶大が早大戦連敗で決定
早大は1回戦のサヨナラ勝ちの勢いそのままに初回に4点先制
早大は6日、神宮球場で行われた東京六大学野球秋季リーグの慶大2回戦に9-6で勝利し、勝ち点を挙げた。これにより明大の42度目の優勝が決定。早大戦で勝ち点を挙げれば優勝が決まる慶大は、連敗して涙をのんだ。
早大は、5日の1回戦では9回に松木大芽外野手(4年)の逆転2点適時打でサヨナラ勝ち。この日は、初回に2番から1番に打順を上げた松木が左前打で出塁すると、1死満塁から印出太一捕手(2年)が左翼スタンドへ運ぶ満塁弾で4点を先制。慶大先発の外丸東眞投手(1年)をわずか12球でノックアウトした。
2回に3点を返されるも、3回と5回に2点ずつ加点。終盤に慶大の追い上げを受けたが、リードを死守してライバルから勝ち点を挙げた。
このカード前の時点で全日程を消化し、勝ち点4で慶大と並んでいた明大は、今春に続いて42度目の優勝が決定。中日からドラフト2位指名を受けた主将の村松開人内野手(4年)や宗山塁内野手(2年)が打率3割超えで打線を引っ張った。
(上野明洸 / Akihiro Ueno)